坪庭の手入れ|剪定・掃除・苔の管理と業者に頼むタイミング

坪庭の手入れの流れと業者に頼むタイミングを紹介する記事のアイキャッチ

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坪庭を作ったばかりの頃はきれいだったのに、気づけば落ち葉がたまり、木の枝も伸びてきた。そんな方も多いですよね。

結論から言うと、坪庭の手入れは「いつ・何をするか」を時間軸で分けて、高い所の剪定だけは無理をしないのが長続きのコツです。

この記事を読むと、坪庭の手入れの年間の流れと、自分でやる所と業者に頼む所の分け方が分かります。

目次

坪庭の手入れは「時間軸」で分けると続けやすくなります

先に結論

坪庭の手入れは、毎日の小さな掃除、毎月の雑草取りと砂利のならし、季節ごとの剪定と苔の様子見、年1回の大きな点検に分けると、一度にやることが少なくなります。

『手入れって、何をどのくらいすればいいの?』と迷いますよね。

実は、坪庭は広さが小さい分、一回の手入れは短く終わります。大事なのは、一度にまとめてやろうとしないことなんです。

時間軸主な手入れかかる手間の目安自分でやるか頼むか
毎日から数日おき落ち葉やごみを拾う、窓から様子を見る数分自分で
毎月雑草を抜く、砂利をならす、苔の上を掃除する短い時間自分で
季節ごと伸びた枝の軽い剪定、苔や下草の様子見半日ほどのことも低い所は自分で、高い所は相談
年1回木の形を整える剪定、石や添景物の点検作業の量による高い木や太い枝は業者に

この表のように分けておくと、『今日は毎日の分だけ』と気持ちが楽になりますよ。

坪庭の手入れを毎日・毎月・季節ごと・年1回に分けた時間軸の図解

坪庭そのものの成り立ちや役割は、坪庭とは?意味と由来の記事で紹介しています。

手入れのしやすさは、坪庭の作り方で変わります

同じ広さの坪庭でも、植えている木の数や、苔・砂利のどちらが多いかで、手入れの量はかなり違います。

坪庭のタイプ手入れの中心手間がかかりやすい所
木を主役にした坪庭剪定と落ち葉掃除木が育って高くなった後の剪定
苔を主役にした坪庭苔の上の掃除と乾き具合の確認落ち葉が苔に積もる季節
砂利と石が中心の坪庭雑草取りと砂利のならし砂利のすき間から出る草
竹やトクサのある坪庭範囲の外に出た芽の処理地下茎で広がった部分

自分の坪庭がどのタイプに近いかを見ておくと、手入れの重点が分かります。

季節ごとに気をつけたいこと

同じ坪庭でも、季節によって手入れの中心は変わります。

季節手入れの中心見ておきたいところ
春新しい芽や枝の伸び方を見る、雑草が出始めたら抜く竹やトクサの芽が範囲の外に出ていないか
夏水やりと雑草取り苔や下草が乾きすぎていないか
秋落ち葉掃除が増える苔の上に落ち葉が積もっていないか
冬枝ぶりが見えやすいので、木の形を確かめる水鉢や管が凍る地域では水の扱い

この表は目安なので、地域や坪庭の日当たりに合わせて前後させてみてください。

例えば、建物に囲まれて日が当たりにくい坪庭は、夏でも乾きにくいことがあります。一方で、西日が当たる坪庭は、夏の乾き方が早くなりやすいですね。

年1回の点検で見ておきたいこと

年に1回は、植物だけでなく坪庭全体を見回しておくと安心です。

年1回の点検チェック
  • 木の高さが窓や軒、雨どいにかかっていないかを見る
  • 景石や灯籠、六方石が傾いていないかを確かめる
  • 砂利が減って防草シートが見えている所がないかを見る
  • 排水口や雨水の流れ道に落ち葉が詰まっていないかを確かめる
  • 竹垣や木の添景物の色あせや傷みを見る

点検で気になる所が見つかったら、自分で直せるか、業者に相談するかをこの時に決めておくと、次の一年が楽になりますよ。

毎日〜毎月の手入れは「掃除」と「雑草」が中心です

先に結論

坪庭の毎日の手入れは、落ち葉やごみを拾うだけで十分です。毎月の手入れでは、雑草を小さいうちに抜き、砂利をならして見た目を整えます。

坪庭は、家の中から毎日目に入る場所にあることが多いですよね。

だからこそ、少しの落ち葉でも気になりやすいんです。

落ち葉とごみは「見つけたら拾う」

坪庭は建物に囲まれているので、風で運ばれた落ち葉やごみがたまりやすい場所でもあります。

窓から見て気になったら、その場で数枚拾うだけでも、きれいな状態が長く保てます。

『まとめて週末に掃除しよう』と思っていると、苔の上に落ち葉が積もって、取りにくくなることも。

毎日〜毎週の手入れチェック
  • 窓から坪庭を見て、落ち葉やごみがないかを確かめる
  • 苔や砂利の上の落ち葉を手やほうきで取る
  • 植木鉢の受け皿に水がたまっていないかを見る
  • 雨の後は、水たまりができている場所がないかを見る

雑草は「小さいうちに」抜く

毎月の手入れで一番大事なのは、雑草が小さいうちに抜いておくことです。

雑草は、育つほど根が深くなって抜きにくくなります。

砂利を敷いている坪庭なら、草を抜いた後に砂利をならしておくと、見た目がすっきりしますよ。

毎月の手入れやり方気をつけたいところ
雑草取り根元をつまんで根ごと抜く苔や下草まで一緒に抜かない
砂利のならし熊手やほうきで表面を整える防草シートが見えていないか確かめる
石や添景物の掃除汚れをブラシで軽く落とす苔を残したい所はこすりすぎない
水鉢の水の入れ替え古い水を捨てて新しい水を入れる落ち葉が詰まっていないか見る

石と砂利で作る坪庭なら、坪庭に枯山水を作る記事で紹介している手入れの目安も参考になります。

苔と砂利は「乾き具合」と「踏まない工夫」で守ります

先に結論

苔の手入れは、落ち葉を取り除くことと、乾きすぎていないかを見ることが中心です。苔の上を踏まないよう、手入れ用の足場石を置いておくと長く保ちやすくなります。

坪庭の苔は、少し気にかけてあげるだけで、ぐっと元気に見えるんです。

苔の性質を知っておきましょう

神戸大学の研究発表では、苔のようなコケ植物は根や維管束といったつくりを持たず、「仮根」という器官があると説明されています。

この仮根は、体を地面に固定するだけでなく、リンなどの栄養を吸収する役割も担っていることが分かったそうです。

また、広島大学デジタル自然史博物館では、コケ植物は体がとても小さいため、わずかでも生育に合った環境があれば生えてくると紹介されています。

つまり苔は、場所が合えば自然に広がる一方で、合わない環境では弱りやすい植物なんです。

補足

苔の水やりの回数や日当たりの公的な目安は見当たりませんでした。坪庭の場所によって乾き方は違うので、苔の色や手ざわりを見ながら水やりを調整してみてください。

苔の手入れで気をつけたいこと

苔の手入れの流れ
  1. 苔の上の落ち葉を、手かやわらかいほうきでそっと取る
  2. 苔の間から出た雑草を、根元から抜く
  3. 乾いて色が変わっている所がないかを見る
  4. 乾いている時は、苔全体がしっとりする程度に水をあげる
  5. 手入れの時は足場石の上に乗り、苔を踏まない

『苔は放っておいても育つのでは?』と思う方もいるかもしれません。

確かに、合う場所なら自然に広がります。ただ、落ち葉が積もったままだと光が届かず、苔が弱ってしまうこともあるので、落ち葉だけはこまめに取っておきましょう。

よくある失敗

苔の上の落ち葉を取ろうとして、苔ごと強くかき取ってしまうことがあります。苔の上は手でつまむか、やわらかいほうきで軽くはく程度にしておきましょう。

剪定は「自分でできる所」と「頼む所」を分けましょう

先に結論

坪庭の剪定は、手の届く高さの細い枝なら自分でもできます。脚立が必要な高さの枝や、太い枝、形を大きく整えたい時は、業者に頼むと安全で仕上がりもきれいです。

坪庭の木は、植えた時は小さくても、年々少しずつ大きくなります。

『まだ自分で切れそう』と思っているうちに、気づけば窓の上まで伸びていた、ということもありますよね。

剪定の内容自分でできるか業者に頼むとよい場面
手の届く細い枝を切るできるなし
内側の混み合った小枝を間引く慣れていればできる木の形が分からない時
脚立に乗って上の枝を切る慎重に高さがある、足場が不安定な時
太い枝を切る難しい切る位置で木の形が変わる時
木全体の形を整える難しい毎年きれいな形を保ちたい時
坪庭の剪定を自分でやる所と業者に頼む所に分けた図解

木の種類ごとの剪定の考え方

坪庭によく使われる木でも、剪定の考え方は種類によって違います。

例えば、もみじは自然な枝ぶりを生かした方が美しく見えるので、切りすぎないことが大事です。

もみじの育て方と剪定は、坪庭にもみじを植える記事でくわしく紹介しています。

竹やトクサのように地下茎で広がる植物は、剪定よりも、範囲の外に出た芽を早めに切ることが手入れの中心になります。こちらは坪庭に竹やトクサを植える記事を見てみてください。

自分で剪定する時の注意

自分で剪定する前のチェック
  • 切る枝が手の届く高さかを確かめる
  • 脚立を使う時は、地面が平らで安定しているかを確かめる
  • 窓や外壁、エアコンの室外機に枝が倒れないかを見る
  • 切った枝をまとめて出せるよう、自治体のごみの出し方を確かめる
  • 一度にたくさん切らず、少しずつ様子を見ながら切る

坪庭は建物に囲まれていて足場が狭いことが多いので、脚立の作業は特に気をつけましょう。

剪定を業者に頼むタイミングと流れ

先に結論

脚立が必要な高さになった時、太い枝を切りたい時、毎年の手入れを任せたい時は、業者に頼むタイミングです。剪定110番の公式サイトでは、木1本から相談でき、現地調査の後に無料で見積もりを出すと案内されています。

『業者に頼むほどの量じゃないし…』とためらう方も多いはずです。

ただ、坪庭の木は1本でも、窓の近くや狭い場所にあると作業が難しいことがあります。

自分で手入れするか、業者に任せるか

業者に頼むと楽になる場面
  • 木が窓や軒の高さを超えて、脚立が必要になった
  • 太い枝を切りたいが、どこで切ればいいか分からない
  • 毎年同じ時期に形を整えてほしい
  • 坪庭が狭く、脚立を安定して立てられない
自分でやっても進めやすい場面
  • 手の届く高さの細い枝だけを切りたい
  • 落ち葉掃除や雑草取りが中心
  • 苔や砂利の手入れをこまめにしたい
  • 少しずつ様子を見ながら整えたい

全部を任せる必要はありません。

日々の掃除や苔の手入れは自分で、年1回の剪定だけ頼む、という分け方もできますよ。

剪定110番の公式情報

剪定110番の公式サイトでは、様々な樹木の剪定などに対応できる提携業者を紹介していると案内されています。

ご自宅、会社、樹園などで、木1本から定期的なお手入れまで対応しているそうです。

確認したいこと剪定110番の公式サイトでの案内
料金料金のご案内ページでは「剪定 4,000円~(税込)」と表示されています
料金の出し方剪定1本あたりの料金を料金表を基に出すと案内されています
見積もり現地調査の後に無料で見積もりを出し、見積もり後のキャンセルも可能とされています
受付24時間365日受付、日本全国に対応と案内されています
保険請負賠償保険に加入していると案内されています

料金については、対応エリアや加盟店によって記載の価格や条件で対応できない場合があることも注記されています。

また、地域によって別途出張費用がかかる場合や、重機が必要な場合、処分が必要な場合などに別途料金がかかる場合があるとも書かれています。

見積もりについても、対応エリアや加盟店、現場の状況によっては、事前に確認したうえで調査や見積もりに費用がかかる場合があると案内されています。

実際の金額は、木の大きさや本数、作業内容で変わるので、見積もりで確かめておきましょう。

依頼の流れ

剪定110番の利用の流れ(公式サイトの案内より)
  1. 無料で相談する(24時間365日受付のコールセンター)
  2. 無料の現地調査と見積もりを受ける
  3. 都合に合わせて作業日を決める
  4. 作業完了を確認してから代金を支払う

公式サイトのFAQでは、剪定作業には基本的に立ち会いをお願いしていると案内されています。

また、加盟店によっては作業前に料金の支払いをお願いする場合があるとも書かれているので、支払いのタイミングは見積もりの時に聞いておくと安心です。

見積もりを頼む時に伝えることは、公式サイトのFAQで、剪定を考えている場所の住所や状況、名前、連絡先などと案内されています。

坪庭の場合は、次のことも一緒に伝えておくと、現地での話がスムーズです。

  • 木の種類と、だいたいの高さ(窓の上まで、など)
  • 坪庭への出入りのしかた(室内を通るか、外から入れるか)
  • 切った枝の処分まで頼みたいかどうか
  • 立ち会える日時

電話では、こんなふうに伝えると話が早く進みますよ。

「坪庭のもみじが1本、窓の高さを超えてしまって。脚立を立てる場所が狭いんですが、見てもらえますか?」
「現地で見てから見積もりをお出しします。切った枝の処分もご希望ですか?」

気になる方は、剪定110番(公式)で対応エリアと条件を確かめてみてください。

坪庭ドットコム

坪庭づくり・外構工事は、まず無料の一括見積もりで比べてみませんか

下地づくりや石の据え付け、水や照明の工事、ウッドデッキとの組み合わせ。自分では難しい部分だけでも任せると、思い描いた景色に近づきます。まずは複数の業者のプランと見積もりを比べてみましょう。

無料外構・エクステリア比較プロの公式サイトを見る

料金・対応エリア・見積もり条件は公式サイトで最新情報を確認してください。

ほかの依頼先との比べ方は、坪庭づくりを業者に頼む記事でも紹介しています。

坪庭の手入れでよくある相談

先に結論

知恵袋では「手入れが面倒なので放っておいても育つ花がほしい」「毎年きれいだった坪庭のもみじが枯れてきた」「新築で坪庭を作る時のアイデアがほしい」という相談が見られます。どれも、手入れの量を最初に決めておくことがカギになります。

Yahoo!知恵袋に寄せられた坪庭の手入れについての相談から、3つ選んで答えますね。

手入れが面倒なので、放っておいても育つ花を植えたい

坪庭に花を植えたいけれど、手入れが面倒なので、丈夫で簡単に育つ花を探しているという相談です。

『植えたら後は放っておきたい』という気持ち、よく分かります。

坪庭は日当たりや風通しが場所ごとに違うので、まず一日の中で日が当たる時間を見ておくのが近道です。

そのうえで、園芸店で「その場所の日当たり」を伝えて相談すると、手間の少ない植物を選びやすくなります。

花を一年中咲かせようとするより、苔や常緑の下草を中心にして、季節の花は鉢で添える方が手入れは楽になりますよ。

毎年きれいに紅葉していた坪庭のもみじが、今年は枯れてきた

毎年きれいに赤くなっていた坪庭のもみじが、今年はなぜか枯れてきているという相談です。

木が弱る理由は、水の不足や日当たりの変化、根のまわりの環境などいろいろ考えられ、見た目だけでは分かりにくいものです。

まずは、夏の水やりや、まわりに新しく建物や物が増えていないかなど、最近変わったことを振り返ってみてください。

自分で判断がつかない時は、庭木の手入れを頼める業者に見てもらうと、切ってよい枝かどうかも含めて相談できます。

新築で坪庭を作る時、手入れが楽になるアイデアは?

新築中の家に坪庭を作ろうとしていて、アイデアやノウハウを知りたいという相談です。

作る段階で手入れのしやすさを考えておくと、後がぐっと楽になります。

手入れが楽な坪庭にするためのチェック
  • 坪庭に出入りできる扉や通路があるかを確かめる
  • 手入れ用の足場石を置く場所を決めておく
  • 将来の木の高さを考えて、窓や軒との距離をとる
  • 屋外の水栓が近くにあるかを確かめる
  • 落ち葉が少ない植物や、育ちがゆっくりな植物を選ぶ

特に、坪庭に出入りする手段がないと、剪定や掃除のたびに苦労します。設計の段階で一度確かめておきましょう。

よくある質問

坪庭の手入れは、どのくらいの頻度ですればいいですか?

落ち葉拾いは見つけた時に、雑草取りや砂利のならしは月に1回程度、剪定は季節ごとに軽く、年1回しっかり、という分け方がやりやすいです。坪庭の植物や場所によって調整してみてください。

坪庭の剪定はいつ頼めばいいですか?

木の種類によって向いている時期は違います。脚立が必要な高さになった時や、窓や軒に枝がかかり始めた時は、時期を含めて業者に相談しておくと安心です。

坪庭の木1本だけでも業者に頼めますか?

頼めます。剪定110番の公式サイトでも、木1本だけの剪定でも依頼できるとFAQで案内されています。

苔が茶色くなってきたら、どうすればいいですか?

乾きすぎていないか、落ち葉が積もって光が届きにくくなっていないかを見てみてください。苔の上の落ち葉を取り、乾いている時は全体がしっとりする程度に水をあげて様子を見ましょう。

坪庭の手入れで出た枝や葉はどう処分すればいいですか?

量が少なければ、お住まいの自治体のごみの出し方に合わせて出せることが多いです。業者に剪定を頼む場合は、処分まで含めるかを見積もりの時に確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 坪庭の手入れは毎日・毎月・季節ごと・年1回の時間軸で分けると続けやすい
  • 毎日は落ち葉拾い、毎月は雑草取りと砂利のならしが中心
  • 苔は落ち葉を取り、乾き具合を見て、足場石で踏まないようにする
  • 手の届く細い枝は自分で、脚立が必要な高さや太い枝は業者に頼む
  • 剪定110番は木1本から相談でき、現地調査の後に無料で見積もりを出すと案内されている
坪庭ドットコム

坪庭ドットコム 編集部

坪庭の意味と由来、和風・和モダン・洋風などのスタイル、広さや場所に合わせた作り方、石や植物の選び方、手入れ、業者に頼む時の費用と流れを、公的機関や公式サイトの公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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