坪庭づくりを業者に頼む|外構業者・造園業者の選び方と依頼の流れ

坪庭づくりを業者に頼む時の選び方と依頼の流れを紹介する記事のアイキャッチ

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坪庭を作りたいけれど、自分でやるのは難しそう。でも、坪庭の業者といっても、外構屋さんと造園屋さんのどちらに頼めばいいのか分からない、という方も多いですよね。

結論から言うと、坪庭づくりの依頼先は「頼みたい作業が工事寄りか、植栽寄りか」で選ぶと迷いません。

この記事を読むと、依頼先ごとに向いている頼み方と、問い合わせから完成までの流れが分かります。

目次

坪庭の業者は「頼みたい作業」から選びましょう

先に結論

坪庭づくりには、地面や塀、水道などの工事と、石の据え付けや植栽などの庭づくりの両方が含まれます。どちらの比重が大きいかで、相談しやすい業者が変わります。

坪庭は、建物や塀に囲まれた小さな庭のことです。小さな庭ですが、中身を分けてみると、いろいろな作業が入っているんです。

『小さい庭なのに、業者に頼むほどのことかな』と思うかもしれませんね。

ただ、坪庭は家のすぐそばに作ることが多く、水はけや重い石の据え付けを間違えると、建物にも影響が出かねません。だからこそ、作業の中身に合った業者を選ぶのが大事なんです。

頼みたい作業作業の中身相談しやすい業者
工事寄り土の入れ替え、コンクリートの撤去、塀やフェンス、水道や照明外構業者
庭づくり寄り景石の据え付け、竹垣、木や苔の植え付け造園業者
両方下地から植栽まで一通り両方に対応できる業者、または複数の業者
材料と軽い作業砂利や小物を買って、取り付けだけ頼むホームセンターの施工サービス

まずは、自分が頼みたいのがどの列に近いかを考えてみてください。

坪庭そのものの意味や由来は、坪庭とは?意味と由来・魅力をやさしく解説で紹介しています。

依頼先4タイプの判断表:どこに頼むと合う?

先に結論

坪庭の依頼先は、外構業者、造園業者、ホームセンター、一括見積りサービスの4タイプに分けられます。どれが良い悪いではなく、作りたい坪庭の中身と、比べる手間をどこまでかけられるかで選びます。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

坪庭の業者を探すと、外構、エクステリア、造園、庭師など、いろいろな呼び方が出てきて混乱しますよね。

そこで、依頼先を4つのタイプに分け、向いている依頼を判断表にまとめました。

依頼先向いている依頼相談の前に確かめたいこと
外構業者下地の工事、撤去、塀やフェンス、ウッドデッキ、照明など、工事が多い坪庭植栽や石組みまで自社でやるか、協力業者に任せるか
造園業者景石や竹垣、木や苔を使った和風の坪庭、植栽が主役の坪庭水道や電気の工事が必要な時の対応
ホームセンター材料選びと合わせて、取り付けや簡単な施工を頼みたいお住まいの地域で施工できるか、できる作業の範囲
一括見積りサービス近くの業者を自分で探す手間を減らし、複数の見積もりを比べたい紹介される業者の範囲、断る時の扱い
坪庭の依頼先4タイプと向いている依頼をまとめた判断表の図解

外構業者は「工事が多い坪庭」に

外構業者は、家のまわりの塀やフェンス、駐車場、アプローチなどの工事を手がける業者です。

坪庭づくりの中でも、古いコンクリートを壊す、土を入れ替える、照明の配線をするといった工事が多い時に相談しやすいですね。

坪庭と一緒にウッドデッキやフェンスも考えている場合は、まとめて相談できるのも外構業者の強みです。ウッドデッキとの組み合わせはウッドデッキと坪庭を組み合わせるで紹介しています。

造園業者は「植栽や石組みが主役の坪庭」に

造園業者は、木や石を使った庭づくりや、庭木の手入れを手がける業者です。

景石をどう据えるか、どの木をどこに植えるかといった、庭の景色そのものを相談したい時に向いています。

完成したあとの剪定や手入れまで、続けて相談しやすいのも造園業者のよいところです。

ホームセンターは「材料選びのついで」に

ホームセンターの中には、売り場の材料を使った施工の相談を受け付けている所もあります。

砂利や小物を選びながら、取り付けや簡単な作業だけ頼みたい時には便利です。ただ、地域によって施工できる内容が違うことがあるので、まずは店舗で確かめてみましょう。

一括見積りサービスは「探す手間と比べる手間」を減らしたい時に

一括見積りサービスは、条件を伝えると、対応できる業者を紹介してもらえる仕組みです。

近くにどんな業者があるか分からない時や、同じ条件で何社かの見積もりを比べたい時に向いています。

依頼先ごとのよい所と、気をつけたい所

判断表だけでは決めきれない、という方のために、それぞれのよい所と気をつけたい所も並べておきますね。

依頼先よい所気をつけたい所
外構業者下地や撤去、設備の工事までまとめて頼みやすい植栽を協力業者に任せる場合は、誰が担当するか確かめる
造園業者石の据え方や木の選び方など、景色づくりを相談しやすい水道や電気の工事は別の業者になることがある
ホームセンター材料を見ながら相談でき、気軽に始めやすい地域や店舗によって、できる作業の範囲が違う
一括見積りサービス自分で業者を探さずに、複数の見積もりを比べられる紹介される業者の得意分野を、見積もりの時に確かめる
補足

一つのタイプに決めずに、外構業者と造園業者の両方から見積もりを取って比べるのもいい方法です。提案の中身を見比べると、自分が坪庭で大事にしたい所がはっきりしてきます。

業者に頼む前に、家族で決めておきたいこと

先に結論

業者に相談する前に「どこから眺めるか」「どんな雰囲気にしたいか」「手入れにどのくらい時間を使えるか」「予算の考え方」の4つを家族で話しておきましょう。ここが決まっていると、提案がぶれにくくなります。

『とりあえず業者に聞けば、いい感じにしてくれるのでは』と思う方もいますよね。

もちろん、プロの提案はとても頼りになります。ただ、こちらの希望がぼんやりしたままだと、業者ごとに提案の方向がばらばらになり、比べにくくなってしまうんです。

決めておくこと考え方の例決まらない時のヒント
眺める位置和室から、玄関から、お風呂からいちばん長く過ごす部屋から考える
雰囲気和風、和モダン、モダン、洋風建物の外観や室内の色に合わせる
手入れの時間ほとんど取れない、たまに見られる、趣味にしたい取れないなら石と砂利を中心にする
予算の考え方一度に作る、何年かに分けて作る下地と石を先に、植栽はあとからでもよい

「和室から見るなら、落ち着いた和風がいいね」

「でも、水やりは毎日できないから、苔は少しだけにしよう」

こんな会話を一度しておくだけで、業者への伝え方がぐっと具体的になります。

スタイルごとの違いは、和風の坪庭づくりやモダンな坪庭の作り方で紹介しています。

問い合わせの時に確かめたいこと

先に結論

業者に問い合わせる時は、坪庭の施工例、できる作業の範囲、見積もりの条件、追加費用、完成後の対応の5つを確かめます。答え方が具体的かどうかも、依頼先を選ぶ手がかりになります。

『何を聞けばいいのか分からなくて、電話をためらってしまう』という方も多いはずです。

そんな時は、次のチェックリストをメモにして、問い合わせの時に手元に置いておきましょう。

問い合わせで確かめたいこと
  • 坪庭や小さな和風の庭の施工例を見せてもらえるか
  • 下地、石、植栽、水道、照明のうち、どこまで対応できるか
  • 現地を見てもらう時や見積もりに費用がかかるか
  • 見積もりのあとに追加の費用がかかるのは、どんな時か
  • 植えた木が枯れた時や、完成後の手入れの相談ができるか

答えが具体的かどうかを見る

例えば、施工例を聞いた時に、写真を見せながら「このお宅は和室から眺める坪庭で」と説明してくれる業者なら、イメージのすり合わせもしやすいですよね。

「水はけが心配なんですが」

「この場所なら、まず土を入れ替えて、排水の向きを変える方法が考えられます」

こんなふうに、こちらの心配に対して具体的な方法で答えてくれるかどうかを見てみてください。

確かめたいこと具体的な答えの例あいまいな答えの例
施工例写真を見せて、場所や工夫を説明してくれる「いろいろやってます」だけ
作業の範囲自社でやる所と、協力業者に頼む所を説明してくれる「全部できます」だけ
追加費用どんな時にかかるかを例で説明してくれる「たぶん大丈夫です」だけ
完成後手入れの相談や、枯れた時の対応を説明してくれる「その時に考えましょう」だけ

あいまいな答えだったからといって、すぐにだめな業者というわけではありません。気になる所は、もう一歩踏み込んで聞いてみましょう。

依頼から完成までの流れ

先に結論

坪庭づくりの依頼は、問い合わせ、現地の確認、提案と見積もり、契約、工事、完成後の確認の順に進みます。どの段階で何を決めるかを知っておくと、焦らずに進められます。

業者に頼むのが初めてだと、どこから何が始まるのか不安ですよね。

ここでは、一般的な依頼の流れを順番に紹介します。業者によって細かな流れは違うので、問い合わせの時に確かめておきましょう。

坪庭づくりを業者に頼む流れ
  1. 作りたい坪庭のイメージと、頼みたい作業をまとめる
  2. 業者に問い合わせ、現地を見てもらう日を決める
  3. 現地で場所の広さ、日当たり、水はけ、運び込みの通り道を見てもらう
  4. 提案と見積もりを受け取り、ほかの業者とも比べる
  5. 内容と金額に納得したら契約し、工事の日を決める
  6. 工事が終わったら、仕上がりと手入れの方法を一緒に確かめる
坪庭づくりを業者に頼む時の問い合わせから完成までの流れの図解

現地を見てもらう時に伝えたいこと

現地の確認は、業者と完成イメージをすり合わせる大事な場面です。

坪庭はどこから眺めるかで作り方が変わるので、いつも座る場所や立つ場所に業者を案内して、そこからの見え方を一緒に確かめてもらいましょう。

伝えること伝え方の例
眺める位置和室の座った目線から、窓越しに見たい
作りたい雰囲気写真のような、石と苔の落ち着いた庭にしたい
手入れにかけられる時間植物は少なめにして、手入れを楽にしたい
自分でやりたい作業砂利敷きと小物の配置は自分でやりたい
隠したい物エアコンの室外機を竹垣で目隠ししたい

費用の考え方や見積書の見方は、坪庭の費用はいくら?価格・値段が決まる要素と見積もりの見方で詳しく紹介しています。

よくある失敗

完成イメージを言葉だけで伝えて、出来上がってみたら思っていた雰囲気と違った、ということがあります。好きな庭の写真や雑誌の切り抜きを用意して、見せながら話すと食い違いが減ります。

工事の日に確かめておきたいこと

工事が始まったら、任せきりにせず、節目ごとに様子を見せてもらうと安心です。

特に、石の位置や木の向きは、置いてから変えるのが大変です。小さな坪庭ほど、少しの向きの違いで見え方が変わるんです。据える前に、眺める位置から一度見せてもらいましょう。

工事の日のチェック
  • 主役の石や木の位置を、眺める位置から確かめる
  • 水が流れる向きが、建物の反対側になっているか聞く
  • 残った土やがれきの片付けまで済んでいるか見る
  • 植えた植物の水やりの方法と頻度を聞いておく

気になる所があれば、その場で遠慮なく伝えてみてください。工事が終わってから直すより、ずっと手間が少なく済みますよ。

完成後の手入れまで見据えて選ぶ

坪庭は、作ったあとも剪定や掃除、苔の手入れが続きます。

工事が得意な業者と、手入れが得意な業者が違うこともあるので、完成後に誰に相談するかも考えておくと安心です。

完成後の手入れ相談しやすい先
落ち葉や雑草の掃除、苔の水やり自分で続けやすい
低い植物の植え替えや砂利の足し直し自分で、または作ってくれた業者に
背の高い木の剪定造園業者や剪定を受ける業者に
照明や水道の不具合工事をした業者に

手入れの方法や業者に頼むタイミングは、坪庭の手入れ|剪定・掃除・苔の管理と業者に頼むタイミングで紹介しています。

マンションや集合住宅の場合

マンションの専用庭やバルコニーは、共用部分を特定の住戸が使っている扱いです。

国土交通省のマンション標準管理規約のコメントでは、工作物の設置の禁止や外観の変更の禁止などは使用細則で物件ごとに定めるものとされています。業者に頼む前に、各マンションの管理規約と使用細則を確認し、必要なら管理組合に相談しておきましょう。

坪庭の業者選びでよくある相談

先に結論

業者選びで多いのは「施工費用が妥当か分からない」「工事の前に近所へ挨拶すべきか」「新築で坪庭を作りたい」という相談です。どれも、早めに相談して中身を確かめておくことが答えになります。

ここでは、Yahoo!知恵袋に寄せられている坪庭の相談から、業者選びに関わるものを選んで、要点をまとめました。

坪庭の施工費用が妥当なのか分からない

数メートル四方のスペースに坪庭を作る見積もりが出たけれど、その金額が妥当か分からない、という相談があります。

金額だけで妥当かどうかを判断するのは難しいんです。見積書の中で、撤去、下地、石、植栽、フェンスなどの項目がどう分かれているかを見て、同じ条件でもう1社見積もりを取ると比べやすくなります。

坪庭の工事の前に、近所へ挨拶したほうがいいか

小さな庭の工事でも、近所に挨拶したほうがいいのかという相談も見られます。

坪庭の工事は家と家のすき間で行うことも多く、材料の運び込みや作業の音で、隣の家に気を遣う場面があります。工事の日程や時間を業者に確かめて、事前に一言伝えておくと安心ですね。挨拶をどうするかは、業者にも相談してみてください。

新築でお風呂や窓から見える坪庭を作りたい

新築の家で、お風呂や地窓から眺める坪庭を作りたいという相談もあります。

こうした坪庭は、窓の位置や高さ、目隠しの方法と一緒に考える必要があります。家の設計の段階で、建物を建てる会社と坪庭を作る業者の両方に早めに相談しておくと、窓と庭の位置を合わせやすくなりますよ。

自分で作るか、業者に任せるか

ここまで読んで、『全部を頼むか、一部だけ頼むか』で迷っている方もいるかもしれません。

次のような場面では、業者に任せると作業がぐっと楽になります。

自分で進めやすい場面
  • 砂利敷きや低い植物の植え付けが中心
  • 置くだけの添景物で雰囲気を出したい
  • 少しずつ時間をかけて作りたい
業者に任せたほうが楽な場面
  • 水はけの改良や古いコンクリートの撤去がある
  • 人の力で運べない景石を据えたい
  • 水道を引くつくばいや配線が必要な照明、ウッドデッキも一緒に作りたい

自分でやる範囲と工程の分け方は、坪庭の作り方|計画から完成までの手順と失敗しないコツで紹介しています。

近くの業者を自分で探す時間がない時は、一括見積りサービスを使う方法もあります。

例えば外構・エクステリア比較プロは、外構・エクステリア工事の専門業者を紹介するサービスです。公式サイトでは、全国から300件以上の専門家が登録していて、条件に合わせて最大4社を紹介すると案内されています。

現地調査、工事プラン、見積もりは無料で、契約は強制ではないと書かれています。気に入ったプランがなかった時は、断りの連絡も代行してもらえるそうです。

坪庭ドットコム

坪庭づくり・外構工事は、まず無料の一括見積もりで比べてみませんか

下地づくりや石の据え付け、水や照明の工事、ウッドデッキとの組み合わせ。自分では難しい部分だけでも任せると、思い描いた景色に近づきます。まずは複数の業者のプランと見積もりを比べてみましょう。

無料外構・エクステリア比較プロの公式サイトを見る

料金・対応エリア・見積もり条件は公式サイトで最新情報を確認してください。

よくある質問

坪庭は外構業者と造園業者のどちらに頼めばいいですか?

下地の工事や撤去、塀、照明などの工事が多い時は外構業者、石組みや植栽が主役の時は造園業者が相談しやすいです。迷う時は、両方から見積もりを取って提案を比べてみてください。

小さな坪庭だけでも業者に頼めますか?

依頼できるかどうかは業者によって違います。問い合わせの時に、坪庭の広さと頼みたい作業を伝えて、対応できるか確かめましょう。

坪庭の一部だけを業者に頼むことはできますか?

下地や石の据え付けだけを頼み、植栽や砂利敷きは自分でやるといった分け方を受けてもらえることもあります。最初の問い合わせで、自分でやる所と頼みたい所をはっきり伝えるのがポイントです。

完成後の手入れも同じ業者に頼めますか?

造園業者など、庭木の手入れを手がける業者なら続けて相談しやすいです。手入れの方法や頼むタイミングは、坪庭の手入れの記事で紹介しています。

見積もりは何社くらいから取ればいいですか?

決まりはありませんが、2社以上から同じ条件で取ると、金額と中身を比べやすくなります。一括見積りサービスを使えば、複数の業者をまとめて紹介してもらう方法もあります。

まとめ

この記事の要点
  • 坪庭の業者は、頼みたい作業が工事寄りか植栽寄りかで選ぶ
  • 依頼先は、外構業者、造園業者、ホームセンター、一括見積りサービスの4タイプ
  • 問い合わせでは、施工例、作業の範囲、見積もりの条件、追加費用、完成後の対応を確かめる
  • 現地の確認では、眺める位置から一緒に見てもらい、写真でイメージを伝える
  • マンションは管理規約と使用細則を先に確認する
坪庭ドットコム

坪庭ドットコム 編集部

坪庭の意味と由来、和風・和モダン・洋風などのスタイル、広さや場所に合わせた作り方、石や植物の選び方、手入れ、業者に頼む時の費用と流れを、公的機関や公式サイトの公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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