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『玄関わきのすき間、なんとか素敵にできないかな』『和室の窓の外が殺風景で…』。そんな思いで、このページを開いた方も多いはずです。

坪庭ドットコムは、家の一角や和室の前、マンションの専用庭などに小さな庭を作りたい方と、今ある坪庭の手入れに困っている方に向けた情報サイトです。

結論から言うと、坪庭づくりは3つを先に決めるだけでずっと迷わなくなります。「どこから眺めるか」「どんな雰囲気にするか」「手入れにどのくらい時間を使えるか」です。

なお、このサイトは業者やメーカーの公式サイトではありません。公的機関や各サービスの公式サイトに載っている情報をもとに、編集部がまとめています。

まずはこのページで全体をつかんで、気になるところから各記事に進んでみてください!

坪庭とは?建物に囲まれた小さな庭のことです

先に結論

坪庭は、建物や塀に囲まれた小さなスペースに作る庭です。広さの決まりはなく、室内から眺めたり、光と風を家に取り込んだりするのが主な役目です。

『坪庭って、1坪の庭のこと?』と思っている方も多いですよね。

実は、坪庭は広さで決まる言葉ではないんです。畳1枚分ほどの小さな場所でも、囲まれた景色が作れれば坪庭らしくなります。

政府広報オンラインの「京町家の坪庭」では、京町家は間口が狭く奥に長い「ウナギの寝床」と呼ばれる造りだと紹介されています。

建物の内部に作られた小さな庭が坪庭で、風の通り道を作り、光や風を取り込むことが役割の一つだと説明されています。

庭の呼び方どんな庭?主な楽しみ方
坪庭建物や塀に囲まれた小さな庭室内から眺める。光と風を入れる
中庭建物に囲まれ、坪庭より広めのことが多い外に出て過ごすこともある
前庭道路から玄関までの間の庭家の顔として見せる
主庭家の中心になる、いちばん広い庭くつろぐ、遊ぶ、育てる

坪庭の意味や由来、家のどこに作ると生きるかは、坪庭とは?意味と由来・魅力で詳しく紹介しています。

『うちのは坪庭?中庭?』と迷ったら、坪庭と中庭の違いを読んでみてください。

美の壺でも取り上げられた坪庭

NHKの「美の壺」スペシャル「庭園」では、京町家で受け継がれてきた坪庭と伝統行事が紹介されました(初回放送日 2022年2月12日)。テレビで見て興味を持った、という方もいるかもしれませんね。

坪庭のスタイルから選ぶ:和風・和モダン・モダン・洋風・枯山水

先に結論

坪庭のスタイルは、和風・和モダン・モダン・洋風・枯山水の5つが代表的です。家の外観と、手入れにかけられる時間で選ぶと失敗しにくくなります。

『写真を見るとどれも素敵で、決められない』という方、多いですよね。

ここが大事なところなんですが、スタイルは「好み」だけで選ばない方がうまくいきます。窓や外壁との相性と、続けられる手入れの量も一緒に見てみてください。

スタイル主な素材合いやすい家手入れの量
和風景石、苔、砂利、もみじ、灯籠和室がある家、和の外観苔と落ち葉の世話がある
和モダン竹やトクサ、直線の縁取り、板石和と洋が混ざった今の家植物を絞れば少なめ
モダン白やグレーの砂利、タイル、主役の木1本シンプルな外観の家少なめ
洋風レンガ、草花、小さなオーナメント洋風の外観、明るい色の外壁草花の手入れがある
枯山水白い砂利、景石、砂紋和室や縁側から眺める家少なめ。砂紋は直す

和風なら「主役を1つ決める」のがコツです。石・苔と木・水の添景物のどれを主役にするかで、景色のまとまりが変わります。

詳しくは和風の坪庭づくりをどうぞ。

和と洋をほどよく混ぜたい方は和モダンの坪庭、すっきりおしゃれに見せたい方はモダンな坪庭の作り方が参考になります。

例えばこんな会話、家づくりの打ち合わせでよくありますよね。

「和室はあるけど、外観は今どきなんだよね」
「それなら、竹と直線の縁取りで和モダンにしてみたら?」

レンガや草花で明るくしたい方は洋風の坪庭アイデアを読んでみてください。

枯山水は、水を使わずに水を表す庭です

枯山水は、白い砂や小石で水を、石で山や島を表す庭のつくり方です。

堺市の公式ページでは、南宗寺庭園が白砂を広く敷き、小石で枯流れを表した枯山水庭園として紹介されています。

坪庭に取り入れる時は、石を1〜3個に絞るくらいがちょうどいいです。作り方と手入れは坪庭に枯山水を作るでまとめています。

広さと場所に合わせて考える

先に結論

坪庭は、どのくらいの広さで、家のどこに作るかで、向く作り方が変わります。1坪は約3.3㎡なので、まずは図面の坪数をメジャーで測れる長さに直してみましょう。

『うちの1坪って、実際どのくらい?』と感じている方もいますよね。

小松市のFAQでは、1坪は約3.3平方メートルと案内されています。正方形にすると、1辺がおよそ1.8mの広さです。

坪庭を作る場所ごとに、優先したい工夫と読むべき記事をまとめた図解

場所ごとに気をつけたいことを、表にしてみました。

作る場所気をつけたいこと詳しい記事
1坪前後のすき間主役を1つ、足元を整える、背景を決める1坪の坪庭でできること
狭い場所・細長い通路奥行きを出す、視線を絞る、高さを使う小さな坪庭を素敵に見せる
北側・日陰日当たりを3段階で見分けて植物を選ぶ北側・日陰の坪庭づくり
和室の窓の外座った目線で主役の高さを決める和室から眺める坪庭
屋内の土間や窓辺光・水・風が足りない前提で素材を選ぶ屋内に坪庭を作る
マンションの専用庭管理規約と使用細則を先に確かめるマンションで坪庭を楽しむ
ウッドデッキの横デッキに座った時の見え方から決めるウッドデッキと坪庭

半坪から5坪くらいまでの広さとレイアウト例は1坪の坪庭でできること、狭い場所を広く見せる工夫は小さな坪庭を素敵に見せるで紹介しています。

10坪の庭や50坪、100坪の庭のように広い場合は、全部を作り込まない考え方が役に立ちます。広さ別の庭の使い方を読んでみてください。

日陰・和室・屋内は「見る場所」と「光」から

北側の坪庭は、日陰に強い植物と明るい床材を選べば、しっとりした景色になります。詳しくは北側・日陰の坪庭づくりをどうぞ。

和室から眺める庭なら和室から眺める坪庭、外に庭が取れない時は屋内に坪庭を作るが参考になります。

座ってくつろげる場所も欲しい方は、ウッドデッキと坪庭の組み合わせも見てみてください。

マンションの専用庭・バルコニーは確認から

国土交通省のマンション標準管理規約では、一階に面する庭はバルコニーなどと同じく、区分所有者が専用使用権を持つ部分として書かれています。何を置けるか、工事ができるかは、各マンションの管理規約・使用細則で確認しておきましょう。考え方はマンションで坪庭を楽しむでまとめています。

坪庭の作り方:計画から完成までの流れ

先に結論

坪庭は、計画、下地、骨組み、植栽、仕上げの順に作ります。順番を飛ばすと、植えたあとに水がたまる、石を動かせないといった手戻りが起きやすくなります。

『とりあえず砂利を敷いて、木を植えればいいのかな』と思いますよね。

実は、見た目には出ない下地づくりが、坪庭の仕上がりにいちばん差がつく所なんです。

坪庭づくりの5つの工程
  1. 計画:どこから眺めるかを決め、主役の石や木の位置を考える
  2. 下地:雑草を取り、水がたまらないよう地面を整える
  3. 骨組み:景石や竹垣など、動かしにくい物を先に据える
  4. 植栽:主役の木を1本、まわりに低い植物を植える
  5. 仕上げ:苔や砂利を敷き、照明や添景物を足す
坪庭を作る5つの工程を、計画から仕上げまで順に並べた図解

各工程のコツは坪庭の作り方で詳しく紹介しています。

自分で作るなら「置く・敷く・植える」まで

坪庭を手作りする時は、重い物を動かさず、地面を深く掘らず、水道や電気に触れない範囲が目安です。

この範囲だけでも、石と砂利と植物で十分に坪庭らしい景色が作れますよ。

手作りで進めてよいかのチェック
  • 一人か二人で持ち上げられる石だけを使う
  • 地面を深く掘らずに済む
  • 水道の配管や電気の工事がない
  • 週末ごとに少しずつ進める時間がある
  • 迷った時に、置き直して考え直す余裕がある

材料や道具、坪庭向けのグッズの選び方は坪庭を手作りするにまとめています。

タカショーの公式サイトでは、「ミニ坪庭用グッズ」として、ミニサイズの合成竹垣などが紹介されています。置くだけ・立てるだけで和の雰囲気を足せる物は、手作りでも扱いやすいですよ。

植物と石・添景物の選び方

先に結論

坪庭の植物と石は、「主役」「縦の線」「足元」「添える物」の役割に分けて選ぶとまとまります。小さな庭ほど、数を絞って余白を残すのがコツです。

『あれもこれも植えたくなる』という気持ち、よく分かります。

ただ、坪庭は全体が一度に目に入るので、物が多いとすぐごちゃついて見えるんです。

役割代表的な素材選ぶ時に見ること詳しい記事
主役の木もみじ(イロハモミジ)育った時の大きさと日当たり坪庭にもみじを植える
縦の線竹、トクサ地下で広がる力への備え坪庭に竹やトクサを植える
主役・区切りの石景石、六方石石の顔の向き、立てるか寝かせるか坪庭の石の選び方
足元砂利、平らな石、苔歩くかどうか、湿り気坪庭の石の選び方
添える物つくばい、ししおどし、灯籠水の手入れと、音の届く範囲坪庭のつくばい・ししおどし

もみじは1本で季節を感じられる主役の木

関市の公式ページでは、イロハモミジは庭木や公園樹として植えられ、紅葉時期は11~12月と紹介されています。

春の芽吹きから冬の枝姿まで、一年中景色が変わるのが魅力です。選び方と育て方は坪庭にもみじを植えるでどうぞ。

竹は植える前に「囲い」を考えておきましょう

林野庁の「竹の性質」では、竹の地下茎は土質や気象条件で違うものの、1年に5m伸びた記録があると紹介されています。

『狭い坪庭なのに、隣まで広がったらどうしよう』と心配になりますよね。植える範囲を囲う方法や、鉢ごと植える方法は坪庭に竹やトクサを植えるで紹介しています。

石と水の添景物は「数」と「向き」で決まります

景石は主役を1つに決め、顔になる面を窓や玄関の方に向けると落ち着いた景色になります。景石・六方石・砂利の使い分けは坪庭の石の選び方にまとめました。

水の音を楽しみたい方は、坪庭のつくばい・ししおどしを読んでみてください。ししおどしは家の中や近所への響き方も考えて置き場所を決めましょう。

坪庭の手入れと、剪定を頼むタイミング

先に結論

坪庭の手入れは、毎日の掃除、毎月の雑草取りと砂利のならし、季節ごとの剪定と苔の様子見、年1回の点検に分けると続けやすくなります。脚立が必要な剪定は、業者に頼むのも一つの方法です。

『作ったはいいけど、手入れが追いつかない』という声も多いんです。

手入れは一度にやろうとせず、時間の軸で分けてみてください。

いつやること
毎日落ち葉やごみを拾う
毎月雑草を小さいうちに抜く、砂利をならす
季節ごと木の剪定、苔の乾き具合を見る
年1回水はけ、石のぐらつき、照明の点検

苔の上は踏まないよう、手入れ用の足場石を置いておくと長持ちしやすいです。時期ごとのやり方は坪庭の手入れにまとめています。

高くなった木の剪定は任せると楽になります

手の届く高さの細い枝なら、自分でも切れます。脚立が必要な高さ、太い枝、毎年の手入れを任せたい時は、業者に相談すると安全です。

例えば剪定110番の公式サイトでは、木1本から依頼でき、24時間365日受付と案内されています。

料金のご案内ページでは「剪定 4,000円~(税込)」と表示されていて、剪定1本あたりの料金を料金表をもとに出す形です。

対応エリアや加盟店によって記載の価格では対応できない場合があることや、地域によって別途出張費用がかかる場合があることも書かれています。

見積もりについて

剪定110番の公式サイトでは、現地調査の後に無料で見積もりを出し、見積もり後のキャンセルもできると案内されています。ただ、エリアや現場の状況により、事前に確認したうえで調査や見積もりに費用がかかる場合があるとも書かれています。

坪庭の費用と、業者に頼む時の流れ

先に結論

坪庭の費用は、広さ、素材、植木の大きさ、水道や照明の工事、今ある物の撤去などで大きく変わります。相場の数字を探すより、自分の坪庭に何が必要かを決めてから見積もりで確かめましょう。

『結局、坪庭っていくらかかるの?』というのが、いちばん気になるところですよね。

面積が小さくても、石を据える工事や水道・電気の工事があると金額は変わります。だから、このサイトでは相場の金額は出していません。

見積もりを頼む前に決めておきたいこと
  • どこから眺める庭にするか
  • 和風・モダンなど、どんな雰囲気にしたいか
  • 水道や照明の工事が要るか
  • 今ある木や石を撤去するか
  • 完成後の手入れを自分でするか、頼むか

値段が決まる要素と見積書の見方は坪庭の費用はいくら?、依頼先の選び方と依頼の流れは坪庭づくりを業者に頼むで詳しく紹介しています。

自分でやるか、業者に任せるか

全部を自分でやるか、全部を任せるかの二択で考えなくて大丈夫です。

下地や排水、重い石の据え付け、水道や照明の工事、ウッドデッキ、広い面積の整地は、業者に任せると仕上がりも安全面も安心です。植栽や砂利敷きは、自分で楽しむ分け方もできます。

例えば外構・エクステリア比較プロは、外構・エクステリア工事の専門業者を紹介するサービスです。

公式サイトでは、全国から300件以上の専門家が登録していて、施工条件に合わせて最大4社を紹介すると案内されています。

現地調査、工事プラン、見積りが無料で、気に入ったプランが無かった場合はお断りを代行するとも書かれています。運営は株式会社サフタです。

坪庭ドットコム

坪庭づくり・外構工事は、まず無料の一括見積もりで比べてみませんか

下地づくりや石の据え付け、水や照明の工事、ウッドデッキとの組み合わせ。自分では難しい部分だけでも任せると、思い描いた景色に近づきます。まずは複数の業者のプランと見積もりを比べてみましょう。

無料外構・エクステリア比較プロの公式サイトを見る

料金・対応エリア・見積もり条件は公式サイトで最新情報を確認してください。

目的別に記事を探す

坪庭ドットコムの記事を、カテゴリ別に並べました。初めての方は「基本」から、業者に頼みたい方は「費用・依頼」から読むのがおすすめです。

広さ・場所(8本)

スタイル(5本)

植物・素材(4本)

費用・依頼(3本)

基本(2本)

作り方(2本)

公式・公的な情報

公式情報について

料金や受付の条件、マンションの決まりは変わることがあります。依頼や工事の前には、公式サイトや管理組合で最新の情報を確認しておきましょう。

坪庭の由来や、植物、マンションの決まりに関する公的な情報です。

よくある質問

坪庭は1坪ないと作れませんか?

いいえ、作れます。坪庭は広さで決まる言葉ではなく、畳1枚分ほどの小さな場所でも、囲まれた景色を作れば坪庭らしくなります。

初めてでも坪庭を自分で作れますか?

置く・敷く・植えるまでの作業なら、自分でも進められます。重い石の据え付けや、水道・電気の工事、水はけの悪い地面の整地は、業者に相談すると安心です。

手入れが少ない坪庭にしたいです。

植物を主役の1本に絞り、砂利や石を中心にしたモダンや枯山水のスタイルが向いています。落ち葉と雑草だけはこまめに取っておきましょう。

坪庭の費用はどのくらいかかりますか?

広さ、素材、植木の大きさ、水道や照明の工事、撤去の有無で大きく変わります。作りたい内容を決めてから、見積もりで何が含まれているかを確かめてみてください。

このサイトは業者の公式サイトですか?

いいえ、公式サイトではありません。公的機関や各サービスの公式サイトに載っている情報をもとに、坪庭ドットコム編集部がまとめている情報サイトです。

まとめ

このページの要点
  • 坪庭は建物や塀に囲まれた小さな庭。広さの決まりはない
  • スタイルは家の外観と、続けられる手入れの量で選ぶ
  • 1坪は約3.3㎡。場所ごとに優先したい工夫が変わる
  • 作る順番は計画、下地、骨組み、植栽、仕上げ
  • 重い石・水道や電気・高い木の剪定は、業者に任せる方法もある
坪庭ドットコム

坪庭ドットコム 編集部

坪庭の意味と由来、和風・和モダン・洋風などのスタイル、広さや場所に合わせた作り方、石や植物の選び方、手入れ、業者に頼む時の費用と流れを、公的機関や公式サイトの公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト