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家の小さなすき間に、自分の手で坪庭を作ってみたい。そう思ってはみたものの、どこまで自分でできるのか分からず止まっている、という方も多いですよね。
結論から言うと、坪庭の手作りは「置く・敷く・植える」までなら、初めてでも十分に楽しめます。
この記事では、DIYの難しさを5段階に分けて、自分でやる所と業者に任せる所の線引きを紹介しますね。
坪庭の手作りは「置く・敷く・植える」までが目安です
坪庭を手作りする時は、重い物を動かさず、地面を深く掘らず、水道や電気に触れない範囲を自分でやるのが目安です。この範囲だけでも、石と砂利と植物で十分に坪庭らしい景色が作れます。
坪庭は、建物や塀に囲まれた小さな庭のことです。面積が小さいぶん、材料も少なくて済み、手作りに向いている庭なんです。
『でも、庭づくりなんてやったことがない』と不安になりますよね。
大丈夫です。坪庭づくりの作業は、難しさがかなり違う作業が混ざっているだけ。簡単な作業から順に進めれば、失敗しても直しやすいですよ。
例えば、鉢植えを置いてみる、砂利を少し敷いてみる、といった作業は、気に入らなければすぐにやり直せます。
反対に、大きな石を据えたり、水道を引いたりする作業は、やり直すのが大変です。ここが、自分でやるかどうかの分かれ目になります。
- 休日に少しずつ作業する時間が取れる
- 重い物を運ぶ作業は避けたい、または手伝いがいる
- 完成までに時間がかかっても気にならない
- 植物の水やりや手入れを楽しめそう
- 完璧な仕上がりより、自分で作った味を大事にしたい
当てはまる項目が多いほど、手作りを楽しめるタイプです。
DIYの難しさを5段階に分けて、自分でやる線を決めましょう
坪庭の作業は「置くだけ」「敷くだけ」「植えるだけ」「掘る」「水や電気を引く」の5段階に分けられます。初めての方は3段階目まで、慣れた方でも4段階目までを目安にし、5段階目は業者に任せましょう。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
坪庭の手作りについて調べると、作り方の手順はたくさん出てきます。でも、作業ごとの難しさまで書かれていることは少ないんです。
そこで、坪庭づくりの作業を難しさで5段階に分けてみました。
| 段階 | 作業の例 | 自分でやる目安 |
|---|---|---|
| 1. 置くだけ | 鉢植え、置き型のつくばいや灯籠、小ぶりな石 | 初めてでも気軽にできる |
| 2. 敷くだけ | 防草シート、砂利、化粧砂 | 初めてでもできる。量が多い時は運ぶ手間に注意 |
| 3. 植えるだけ | 苔、地面を覆う植物、低い植物 | 植える場所の土をほぐせばできる |
| 4. 掘る | 低木の植え付け、土の入れ替え、景石を半分埋める | 体力と道具があれば可能。水はけが悪い所は相談を |
| 5. 水や電気を引く | 水道を引くつくばい、配線が必要な照明 | 業者に任せる |
1から3までは、やり直しがきく作業です。思った景色にならなくても、置き直したり植え替えたりすればいいだけなんです。
4の「掘る」作業からは、体力が必要になります。地面の下に配管が通っていることもあるので、掘る前に家の図面や管理会社への確認をしておくと安心です。
5は、水道や電気の工事になるので、自分では手を出さないほうが安全です。

段階4の「掘る」作業で気をつけたいこと
自分でやるかどうか、いちばん迷うのが4の「掘る」作業ですよね。
低木を植える穴を掘るくらいなら、スコップ一本で進められます。ただ、掘ってみると思った以上に石やがれきが出てくることも多いんです。
- 地面の下に水道管やガス管、排水管が通っていないか
- 建物の基礎のすぐそばを深く掘らないか
- 掘った土を置いておく場所と、余った土の処分方法
- 雨のあとに水がたまる場所ではないか
一つでも分からない項目があれば、その部分だけ業者に相談してみてください。無理に進めるより、結果的に早く仕上がることも多いですよ。
段階ごとに、こんな仕上がりになります
例えば、1と2だけでも、砂利の上に石と鉢植えを置いた、すっきりした坪庭が作れます。
3まで進めると、苔や低い植物が加わり、季節の変化を感じられる庭になります。
4まで手を広げると、主役になる木を地面に植えたり、景石を地面に半分埋めて自然に見せたりできます。
「まずは1と2で作って、様子を見てから植物を足そうか」
「それなら、失敗しても砂利を寄せるだけで済むね」
こんなふうに段階を追って進めるのも、手作りならではの楽しみ方です。
工程全体の流れは坪庭の作り方|計画から完成までの手順と失敗しないコツで、計画から仕上げまで順番に紹介しています。
坪庭を手作りする時にそろえたい材料と道具
材料は「地面を作る物」「骨組みになる物」「植物」「添える物」の4つに分けて考えると、買い忘れや買いすぎを防げます。最初は少なめに買い、置いてみてから足すのがコツです。
ホームセンターや園芸店に行くと、坪庭に使えそうな物がたくさん並んでいますよね。
『あれもこれも欲しくなる』という方も多いはずです。ただ、小さな坪庭は物を詰め込むと狭く見えるので、最初は少なめにしておきましょう。
| 分類 | 材料の例 | 選ぶ時のポイント |
|---|---|---|
| 地面を作る物 | 防草シート、砂利、化粧砂、土 | 広さを測ってから必要な量を考える |
| 骨組みになる物 | 景石、飛び石、竹垣、目隠しの柵 | 運べる重さか、眺める位置から映えるかを見る |
| 植物 | 主役の木、低い植物、苔 | 日当たりと手入れの時間に合わせる |
| 添える物 | 灯籠、つくばい、筧、照明 | 主役と重ならないよう、最後に足す |

石の種類や砂利の使い分けは、坪庭の石の選び方|景石・六方石・砂利の使い分けで詳しく紹介しています。
あると便利な道具
- 手袋と、汚れてもよい服
- 移植ごて、またはスコップ
- 砂利をならすためのレーキやほうき
- 防草シートを切るはさみと、固定するピン
- 水やり用のじょうろ、またはホース
- 広さを測るメジャー
重い石や砂利の袋を運ぶ時は、台車があると腰への負担がぐっと減ります。
砂利の色と、苔の扱い方
手作りの坪庭で、印象をいちばん左右するのが地面の色です。同じ石と植物でも、砂利の色を変えるだけで雰囲気ががらりと変わります。
| 砂利の色 | 見え方 | 合わせやすいスタイル |
|---|---|---|
| 白っぽい砂利 | 明るく、広く見える | 和風、枯山水風、日陰の坪庭 |
| 黒っぽい砂利 | 引き締まって、落ち着いて見える | 和モダン、モダン |
| 茶色や混ざった色の砂利 | やわらかく、自然な感じに見える | 洋風、ナチュラルな庭 |
苔も、手作りの坪庭でよく使われる素材ですよね。
コケ植物は根や維管束をもたず、仮根という器官で体を固定していると紹介されています。体がとても小さいので、少しでも生育に合った環境があれば土の上や石の上などに生えてくるそうです。
裏を返すと、苔は場所の合う合わないがはっきり出やすい植物です。買ってきた苔がうまく育たない時は、日当たりや水の具合が合っているか、置き場所を見直してみてください。
材料を買う前に、広さを測っておく
坪は面積の単位で、自治体の換算表では1坪は3.3058平方メートルとされています。
砂利や防草シートは、広さが分かると必要な量の見当がつきます。お店で量を相談する時も、縦と横の長さを伝えると話が早いですよ。
坪庭セットや、タカショーの坪庭グッズはどう選ぶ?
「坪庭セット」は、決まった形の商品があるというより、石や竹垣、つくばいなどを組み合わせて自分でそろえるのが一般的です。メーカーの坪庭向けグッズは、置くだけ・立てるだけで和の雰囲気を足せる物を選ぶと、手作りでも扱いやすくなります。
『材料を一つずつ選ぶのは大変だから、坪庭セットがあれば楽なのに』と思いますよね。
実は、庭まわりの製品を作っているメーカー、タカショーの一般向けショップで「坪庭」と調べてみたところ、坪庭セットという名前の商品は見当たりませんでした。
タカショーの坪庭グッズにはどんな物があるか
タカショーのプロ向けの公式サイトには、「和風ガーデングッズ・坪庭」というカテゴリがあります。
その中には、筧や天然竹の筧、坪庭グッズ、軒掛けスダレ、縁台や濡縁、水鉢、庭園砂利、人工石といった分類が並んでいます。
「ミニ坪庭用グッズ」として、小さな空間に和の世界を作る坪庭向けのミニサイズの製品も紹介されています。
| 製品の種類 | タカショーの品名の例 | 手作りでの使いどころ |
|---|---|---|
| ミニサイズの竹垣 | ミニ合成竹垣根、ミニ合成竹金閣寺垣 | 坪庭の背景や、見せたくない物の目隠しに |
| 筧 | 合成竹カケヒ、スタンド式カケヒ | 水の流れを表す添景物として |
| ししおどし | 竹製ししおどし、スタンド式シシオドシ | 音を楽しむ添景物として |
| つくばい | つくばい1号(ヒシャクセット付) | 和風の坪庭の主役の一つに |
スタンド式の製品は、地面に深く埋めなくても立てられるタイプです。手作りの坪庭では、こうした置いて使える物から選ぶと扱いやすいですよ。
ただ、水を流して使う製品は、ポンプや水道、電源が必要になることがあります。購入前に、何をつなげば動くのかを製品の説明で確認しておきましょう。
天然の竹や木でできた製品は、時間がたつと色が変わります。メーカーの注意書きにも、定期的な手入れが必要なことや、天然竹の竹垣は虫やカビが出ることがあると書かれています。手入れの手間を減らしたい時は、合成竹の製品も候補にしてみてください。
坪庭グッズを買う前のチェック
お店やカタログで坪庭グッズを見ていると、どれも素敵に見えて迷ってしまいますよね。買ってから『置いてみたら大きすぎた』とならないよう、次の点を確かめておきましょう。
- 置く場所の幅と高さを測り、製品の大きさと比べる
- 地面に埋めるタイプか、置くだけで立つタイプかを確かめる
- 水を流す製品なら、ポンプや電源、水道が必要かを確かめる
- 天然素材か合成素材かを見て、手入れの手間を考える
- 施工費や組み立てが価格に含まれているかを確かめる
自分で「坪庭セット」を組むなら
決まったセットがなくても、自分で組み合わせれば立派な坪庭セットになります。
- 主役を一つ決める(景石、つくばい、主役の木のどれか)
- 背景になる物を一つ選ぶ(竹垣、目隠しの柵、壁のままでもよい)
- 足元の植物を二、三種類選ぶ(苔、低い植物など)
- 地面に敷く砂利の色を決める
- 置いて眺めてから、添える物を足すか決める
小さなスペースでも素敵に見せるレイアウトのコツは、小さな坪庭を素敵に見せる|狭いスペースを生かすレイアウトで紹介しています。
週末ごとに進める、手作り坪庭のスケジュール
坪庭の手作りは、一日で仕上げようとせず、週末ごとに一つの段階を進めるくらいがちょうどいいペースです。段階を区切ると、途中で眺めて考え直す時間も取れます。
『仕事があるから、まとまった時間が取れない』という方も多いはずです。
坪庭は小さな庭なので、少しずつ進めても問題ありません。むしろ、一度に作るより、置いて眺めて直す時間があるほうが仕上がりがよくなるんです。
ここでは、週末の作業に分けたスケジュールの例を表にしてみました。かかる時間は広さや天気で変わるので、あくまで進め方の目安として見てください。
| 週末 | やること | この週の段階 |
|---|---|---|
| 1回目 | 広さを測り、眺める位置と主役を決める。材料のリストを作る | 計画 |
| 2回目 | 草や根、ごみを取り除き、地面をならす | 下地 |
| 3回目 | 防草シートを敷き、石や竹垣を置いてみる | 置くだけ・敷くだけ |
| 4回目 | 主役の木や低い植物、苔を植える | 植えるだけ・掘る |
| 5回目 | 砂利を敷き、眺める位置から全体を整える | 仕上げ |
「3回目で石を置いてみたら、思ったより大きく見えるね」
「じゃあ、植物は少なめにしておこうか」
こうして途中で見直せるのが、段階を区切るよさです。
植物の植え付けは、真夏や真冬を避けると根付きやすくなります。スケジュールを立てる時は、植える週が季節の良い時期に来るように逆算しておくと安心です。
坪庭の手作りでよくある相談
手作りで多いのは「初心者に向く植物」「土の増やし方」「広い面積を自分でやれるか」という相談です。どれも、無理のない範囲で少しずつ進めるのが答えになります。
ここでは、Yahoo!知恵袋に寄せられている庭づくりの相談から、坪庭を手作りする時にも参考になるものを選んで、要点をまとめました。
初心者に向く木や、植えないほうがいい植物はあるか
庭に植える木や植物で、初心者に向く物や、植えないほうがいい物を知りたいという相談はとても多いです。
坪庭の場合は、大きくなりすぎない木、増えすぎない植物を選ぶのが基本です。
例えば竹は、地下茎で広がる性質があり、林野庁の資料では地下茎が1年に5m伸びた記録があると紹介されています。坪庭に竹を植える時は、根止めを考えておきましょう。
植える前に、その植物がどのくらいの大きさになるか、どう増えるかを、お店や育て方の説明で確かめておくと安心です。
小さな庭に土を増やしたい
6畳ほどの庭に土を足したいけれど、どうすればいいか、という相談もあります。
坪庭でも、植物を植える所の土が固かったり少なかったりすることはよくあります。
まずは今ある土をほぐして、石やごみを取り除いてみてください。そのうえで足りない分だけ土を足すと、量を買いすぎずに済みます。
水はけが悪い場所は、土を足すだけでは解決しないことも。雨のあとに水がたまる時は、業者に一度見てもらうのがおすすめです。
広い庭を全部自分でやれるか
40坪ほどの庭を、自力で人工芝や砕石を使って作りたいという相談も見られます。
広い面積になるほど、材料の量も運ぶ手間も一気に増えます。坪庭のような小さな庭は手作り向きですが、庭全体となると話が変わってくるんです。
『坪庭だけでなく、庭全体も一緒に整えたい』という時は、坪庭は自分で、広い部分の下地は業者に、という分け方も考えてみてください。
手作りと業者、どこで線を引く?
ここまでの5段階で言うと、5の「水や電気を引く」作業と、4のうち水はけの改良や大きな石の据え付けは、業者に任せると楽になります。
- 砂利を敷き、石や鉢植えの配置を考える
- 苔や低い植物を植えて育てる
- 置くだけの添景物で雰囲気を変える
- 水がたまる地面の改良や、古いコンクリートの撤去
- 人の力で運べない景石の据え付け
- 水道を引くつくばいや、配線が必要な照明
坪庭と一緒に、塀やフェンス、ウッドデッキなど庭まわりの工事も考えている場合は、外構工事の業者に相談する方法もあります。
例えば外構・エクステリア比較プロは、外構・エクステリア工事の専門業者を紹介するサービスです。公式サイトでは、条件に合わせて最大4社を紹介し、現地調査、工事プラン、見積もりが無料と案内されています。
契約は強制ではなく、断りの連絡も代行してもらえると書かれています。業者の選び方は坪庭づくりを業者に頼む、費用の考え方は坪庭の費用はいくら?価格・値段が決まる要素と見積もりの見方で紹介しています。
坪庭ドットコム
坪庭づくり・外構工事は、まず無料の一括見積もりで比べてみませんか
下地づくりや石の据え付け、水や照明の工事、ウッドデッキとの組み合わせ。自分では難しい部分だけでも任せると、思い描いた景色に近づきます。まずは複数の業者のプランと見積もりを比べてみましょう。
無料外構・エクステリア比較プロの公式サイトを見る料金・対応エリア・見積もり条件は公式サイトで最新情報を確認してください。
よくある質問
坪庭の手作りは、どのくらいの広さまでなら自分でできますか?
広さよりも、作業の中身で考えるのがおすすめです。置く、敷く、低い物を植える作業が中心なら、小さな坪庭は手作りに向いています。重い石や水はけの改良が必要な時は、広さにかかわらず業者に相談すると安心です。
坪庭セットは売っていますか?
タカショーの一般向けショップで調べた範囲では、坪庭セットという名前の商品は見当たりませんでした。竹垣、つくばい、石、砂利などを自分で組み合わせて、オリジナルのセットを作るのが現実的です。
タカショーの坪庭グッズは、手作りの坪庭にも使えますか?
プロ向けの公式サイトでは、坪庭向けのミニサイズの竹垣や、スタンド式の筧やししおどしなどが紹介されています。置いて使える物は手作りでも扱いやすいですが、水を流す製品は必要な設備を確認してから選んでください。
手作りの坪庭で、最初に買うべき物は何ですか?
防草シートと砂利、そして主役になる石か植物を一つです。この3つがあれば坪庭の形ができるので、残りは眺めながら少しずつ足していくと失敗が少なくなります。
手作りの坪庭は、どのくらいの期間で完成しますか?
広さや作業の内容、天気によって変わります。週末ごとに一つの段階を進めるなら、計画から仕上げまで何回かの週末に分けて進めるイメージです。急がず、眺めながら少しずつ整えていくのがおすすめです。
まとめ
- 坪庭の手作りは「置く・敷く・植える」までが目安
- DIYの難しさは、置くだけ、敷くだけ、植えるだけ、掘る、水や電気を引くの5段階
- 材料は、地面、骨組み、植物、添える物の4つに分けて少なめに買う
- 坪庭セットは自分で組み合わせるのが現実的で、メーカーの坪庭グッズは置いて使える物が扱いやすい
- 水はけの改良、大きな石、水道や電気の工事は業者に任せると楽になる





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